春かと思った

書いてから一年後ぐらいに公開する日記など

2017年6月~11月

- 2017年6月3日 土曜日
N2 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み - Tab.2『火入れの群』を観た。エヌツー観るのたぶん2回め。かっこいいしうまいしユーモラスでイキイキしてた。すてきな三にんだった。ふんふんとたのしみながらぼーっと観ることができたが、おもしろゲームでちょっとしらけた。私は。

- 2017年6月4日 日曜日
電車に、口の悪い女の子2人組。話してる内容はよくあるやつ、でも ずばずば言うからテレビかまんがの人みたい。世直しのふりした悪口といった感じで、そこまで言わなくてもいいのでは、と思えたが、そこまで言う理不尽さをおもしろく感じた。ただしくないかもしれないが、理不尽はおもしろい

- 2017年6月7日 水曜日
今まで自分をひらいてこなかった場所で、自分のことべらべらしゃべりはじめるのは気持ちいい。たのしいことがほかにないからって、ガバガバにひらいてばっかりいたら何かだめな気がする。話してないことはたくさんあるけど、ちょっとずつでもいいわけで。

- 2017年6月8日 木曜日
お客さんはみんな、うきうきワクワクした状態で、観にきてくれるわけではない。仕事終わってバタバタでぎりぎり走って到着したかも。疲れていたり、体調万全ではないかも。心配ごとをかかえているかも。次の予定がすぐにあるかも。

- 2017年6月11日 日曜日
ウイングフィールドでdracom祭典『空腹者の弁』観た。おもしろかった。テキストすげー。天才か。俳優も。移動しながら観るやつって、事前にわかってたら行ってなかったと思うが、わからず行ったから行けて良かった。

- 2017年6月20日 火曜日
給料安い。しんどいからもっとよこせとか、見合ってないからもっとよこせとかは全然思わないし、他がもっとヤバいのに比べたら条件良いといえる。ただ、生活すんのに足りてない。自分が適切でない選択をしてるだけ。今すぐ飢えることはないが持続不可能とわかる。

- 2017年6月20日 火曜日
話しかけんな距離縮めんなと思ってる一方で気軽に褒めてもらえないことにイラついている私は自分をなくしてしまったほうがいいでしょうね

- 2017年6月25日 日曜日
給料が仕事のしんどさによって決まってるんじゃないかという思い込みがまだ自分にある。具体的な仕組みじゃなくて、かみさまがどっかで……的な感覚というか。だから「しんどかったからこれだけもらえてた」とか、「そこまでしんどくないから安くてもしかたない」などと思ったりしてしまう。

- 2017年6月29日 木曜日
自分の身体を自分で運転してない感じというか。私はいったいどこに連れていかれるのか?と思うことが最近続けてあった。そのやばい状況をつくったのは自分以外の誰でもない。私も相手にハァ?と思っているが、相手も私に「ハァ?なんじゃこいつ。」と思っているということがバリバリ伝わってきた。

- 2017年6月29日 木曜日
めんどくさいやつ、と思われるやつになりつつあって、なりつつっていうか、前からなってて、まあとにかくやばい。愛されガールになりたいのに!自分でもハァ?と思うけど、それ以上に相手が「ハァ?なんじゃこいつ。」と思ってるというのがバリバリ伝わってくる。みたいなことが最近いくつかの場で、あった。私は話の展開がコントロールできないってことにビビったりしてる。え、なんでこんな話になってんの?そんなつもりじゃなかったのにー!みたいな。というか、そもそも、なぜコントロールできると思っていたのか。それでまあ、やばいなーってなって、その場はまあ終わって、そういうときに自分がよくやるのは、反省ではなく記憶の抹消。自分の。嫌なことをすぐに忘れることができる。それでしばらくして「え?そんなこと言いましたっけ?」って相手に普通に言う。だって本当に忘れてるから。そうすると相手は私に対して「自分の言ったことに責任もてよ!」みたいなことを言う。これ。子供のころから言われてる!妥当。かつてのトラブル、かつての嫌われ、だいたいこういうやつ。そんで私のこと知ってる人が、この、この文章を読んだら「いや、そこちゃうねん!わかってないなあ!あほか!」って思うんやろうなあ、と思う。やばいな

- 2017年6月30日 金曜日
立ち位置とか、場の目的が見えてへんねんな。話せることがうれしくて(でもうれしそうではない)いっぱいしゃべってしまう。

- 2017年7月11日 火曜日
ニュートラル『グリムランド巡礼』超、素敵だった。演劇を観ることのしんどさ、負担みたいなものをいっさい感じることがなくて、ずっとたのしかった。観客でよかった。作品の世界とかルールから、誰もこぼれないで、まんべんなく魔法がかかってる作品っていうか、そんな感じがした。

- 2017年7月28日 金曜日
私が恐れているのは、怒られることだけかもしれない。もっとちゃんとした懸念をしているつもりだったけど、なんか真摯なつもりだったけど、突き詰めて考えれば、要は、怒られんのが怖いだけらしい。「要は」って言葉も最近ちょっと嫌い。

何をしてても視界にモヤがかかっているよう。まっすぐ何かを見つめたことがあったか。ここ何年。

- 2017年7月29日 土曜日
なめんなよ、と思っているだけで、なめられないための具体的な対策は特にしていない。それでいいと思う。
心の中で、なめんなよと抗っていながら、実際にはなめられていたとしても、べつにかまわない。
自分にもなめられたくないという気持ちがあったんだ!と自覚したのは大人になってからで、私はその気持ちに気がついたことを肯定したい。
どちらかというとそれまでは、私などなめられるのがあたりまえ、なめられてもかまわない人間なんだと、そんなふうにとらえていたと思う。
それにくらべたら、なめられたくないと、子どもっぽく思えることもマシなんじゃないかと考える。
なめられたくないとかなんとか、そんなことに拘ってるのって、つまらないことかもしれない。だいたい私だって他の人のことなめているくせに。
でも今の時点では、「自分は他者になめられたくないという気持ちを持っている」という自覚じたいが、何かあったときに自分で自分を安心させる材料になるような気がしている。
外に向けての態度じゃなくて、ただ、心の中で、なめられたくないと思えることが、自己肯定感なのでは。

- 2017年7月30日 日曜日
「私はこれからなんでもできる」と思っている状態を、できるだけ長く続けたい。可能性がいつもたくさんあると、希望を持ち続けたい。夢からさめないために、やらない、ということも考えられるが、やることで夢を見続けたい。Aをやってみたらそこそこできたから、Bもできるかもしれない、というふうに。

- 2017年8月9日 水曜日
以前、とある公演の演出助手してて、稽古開始早々にクビになったときのことを思い出した

- 2017年8月10日 木曜日
自分のイライラを何か正当なもののように特別なもののようにとらえがち。

- 2017年8月10日 木曜日
「これって何を表してるんですか?」的な問いに、筋道立てて答えられたとして作品がつまらなかったら意味がない。でもちゃんと答えられるようにしておく。自分の感覚的な「おもしろい」を支えるために。問いに答えられることがゴールではない。といったことを再認識。

- 2017年8月14日 月曜日
まだ頭から離れない。自信ないわりに人からの忠告とか「知るか」といって忘れてしまうから気にしておくぐらいがいいと思う。
あげ足をとらない。判断、合点のスピードをおとす。ゆっくりこたえを出してもいい。さいごまで話を聞く。
正確に自分のことを理解してもらおうなどと思わない。自分だって他人のことテキトーにしかみてない。

- 2017年8月16日 水曜日
「心だけはおかされてたまるか。思いや考えまで自由をうばわれてたまるか」的なことをよく思っていた。
何かに影響されたヒロイックな感じで。
くやしい状況のとき、そういうことを強く思うだけで、たたかっているつもりになっていた。
そのころ、人、物、金、時間、他人の行動とか、そういうものまで護りにいったことがあったか。獲りにいったことがあったか。
とるといっても、どろぼうしては、いけないが…。
「心だけは…」などという前に、もっと具体的なものたちを、放り出すことなく、ちゃんと守って行動していかなければならない。みたいなことを思った。

- 2017年8月18日 金曜日
よく「○○しか楽しみがない」って思ってしまう。心底そう思ってるがそこまでいうほどのことはないというかまあ言うべきでないってなんとなくわかる。癒しが足りてない。べつにつらくないけど癒しが。足りてないってことをおもしろおかしくできたらそれでいいけどこんなところに書いてるようでは

- 2017年8月21日 月曜日
面談とWS、暗い我々、心配ごと、さまざまな懸念、あるけれど良いクリエイションができる場づくりを、と思った。

いしいみちこ『高校生が生きやすくなるための演劇教育』(立東舎)読み終え、尚更そのように思った。これは「先生」が書いた本。励まされたし、少し泣きそうに。

- 2017年8月21日 月曜日
コープス『ひつじ』今年は観ることができた。タオルで頭をひつじまきにされた小さい子どもたち(観客)が、めちゃくちゃ泣いててそれもおもしろかった。

- 2017年8月21日 月曜日
夏休みが終わっていく陰鬱とした気持ちが、動画で見たやすしーずによって吹き飛んだ。心地よい笑いが続く。

- 2017年8月24日 木曜日
毎回どうやって芝居つくるか忘れる。調べたり喋ったりしながらやっていこうと思う。テキストなしで1時間ぐらいをつくる。公演をうつということはやることがたくさんある。しかも今回は他の地域に行く。呼ばれてないのに自分から行く。なぜ行くのか、ということを作品づくりに必ずつなげること。
向こうでお世話になる方、協力してくださる方がいる中で「呼ばれてない」なんて言いかた、たいへん失礼かもしれません。が、「呼ばれてないのに行く」ということについてとくに自覚することが何かだいじなような(だいじじゃないような)気がしたためそう書いた。


- 2017年8月25日 金曜日
〇〇するには××しかないとよく言ってしまうが、本当はほかにも方法がある。あと、クリエイションの場での議論のこと。相手の言うことにただ反対意見を言うだけだったらだめ。つぶやきでも、反発でも、作品についての課題や問題がそこにあるから、そういう発言が出てくる。言い負かすのは簡単でも、なぜそう言いだしたのかを考えて、問題を解決し作品をつくるためのコミュニケーションをしなければと思う。

- 2017年8月27日 日曜日
リクウズルーム×努力クラブ『Are you wearing clothes?』オーバルシアターで観た。素敵な俳優って素敵だなと思った。好きなことばもあった。なんか自分にもレオナルド的なところがあって、また逆に、他人のレオナルド的なところにイライラすることもあるなとか思った

- 2017年8月27日 日曜日
イライラ・クヨクヨ・ハラハラ・モヤモヤなどの波がきてる。
これを心のなかから、ごそっと除くことはできないのだろうな?できたとしても一瞬で、また植わる、とか思ってあきらめて逃避のような行動している。
悩みがなくても悩めてしまう。
現状を把握→目標・どうなりたいか→どうするか→?

- 2017年8月28日 月曜日
ウイングカップ前夜祭行った。10団体が短編上演。一般客も入れるが関係者向けの催しという雰囲気。本編も観たいか観たくないか、考えながら鑑賞。ひどい上演もあったし、好きになりそうな団体もあった。あと私は、読み上げられても恥ずかしくないプロフィール文をこれから考えたいと思った。

- 2017年9月8日 金曜日
給食。今週2回も切り干し大根出た。味は変えてあって、月曜ゆず風味、金曜マヨネーズ。こんなに早く同じものが出るわけないとなぜか思いこんでるから、「あれ?前の切り干し大根からもう一ヶ月ぐらい経ったっけ?」とか思ってしまう。新学期始まって間もないがもう時間の感覚がなくなってきた。

- 2017年9月10日 日曜日
両立についての課題。
分けて考えることができていないことがよくある。一方でうまくいってない気分を、もう一方に持ち込む。ときにそれをできない理由にしてしまう。自分の場合、「切り替えよう」みたいな意識だけではどうにもなっていないから、何か他の具体的な方法が要る。時間のこともそう。

- 2017年9月10日 日曜日
また遅刻ぎりぎり、勉強もせず。性根が腐ってるからどうにもならん。人生投げてんのか。

- 2017年9月13日 水曜日
マームとジプシー『あっこのはなし』アイホールで観た。おもしろかった。「はいはい、わかったよ、もういいよ」という、自分の悪い、楽しめない心が出てこなくて最後まで普通に楽しかったからよかった。

- 2017年9月14日 木曜日
齋藤直子『結婚差別の社会学』(勁草書房)かなりおもしろかった。結婚差別に関する聞き取り調査。結婚を反対する親へカップルがどう説得したかなどの事例と分析。部落問題の基本とかも。祝福についての議論とか、親は結婚を容認しても差別を認め反省したわけではない、とか、興味深い指摘が多々。

- 2017年9月14日 木曜日
観にきてくださいばかりでなく主催者側はその作品の魅力を伝えようとしてほしい。「ひとりでも多くの人に観てほしい。」なぜ、そう思ったのか言ってほしい。言えない、言葉にできない、ということも含めて絞り出せよ。実際の達成度とか置いといて、お前の気持ちが聞きたいんですけど。

- 2017年9月14日 木曜日
おかざき真里『かしましめし』1巻。最近、漫画をわりとすぐ手放しているがこれは自分の生活をささえるものになりそうなので手もとに。しんどいとき参照する物件のひとつとして。メシ漫画において食事シーンがハフハフ恍惚系なやつがちょっと苦手だったけどこの作品は好き。色気をたんのうしたい。

- 2017年9月15日 金曜日
情けないのう。ああ、情けない情けない。この情けなさはいずれなくなる。それは、時間が経って忘れてるだけでいつも、成長して克服して乗り越えてたってわけではなかった。いつも。情けない。自信のもてない原因を自分でつくって。

- 2017年9月17日 日曜日
課題解決のための具体的な手立てのひとつも提案せず他者の意見に「それは理想だが、現実的には難しい」とだけ言う人。言葉通り受け止めても進まないと感じるため、その人の言葉の真意って何なのか?と考えてみるけどあんまりわからない。

- 2017年9月17日 日曜日
田房永子『男しか行けない場所に女が行ってきました』(イースト・プレス)読んだ。決して、男の世界に文句つけてるだけの本ではない。Amazonレビュー見ると"異常なフェミニスト"とか書かれてるが、フェミってだけでなく田房氏は文章やイラストが表現として面白いと思う。ちゃんと楽しい。

- 2017年9月23日 土曜日
せきしろ『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』双葉社
わかる、と思いながら読んだ。私にはまだ「あの頃」とは思えないことがある。今ある。余分な自意識や勘違いが。そう感じているのは私だけではなくみんなそう(自意識)だと思う。だからこんな感想意味ないかも(自意識)。

- 2017年9月25日 月曜日
たまに音楽聴いてサンキューフォーザミュージック的な気持ちになる。世界って素晴らしいなって。たまにじゃなくて毎日こんな気分で暮らせたらいい。日々意識して口角上げて頑張ってる人がいるなかで、常時暗めの私がたまたま浮かれたときだけ世界を素晴らしがってもなんじゃそれって話になる。

- 2017年9月27日 水曜日
全然とくべつじゃないのに、自分だけがやってるっぽく言うのってはずかしい。誰もやってないことなんか、何もやってない。とはいえ「はずかしい」ってだけの理由はしょうもない。私が書かなくても小説はある(保坂和志)のと同じで、私がやらなくても演劇はあるっていつも思う。だからってやっていいし。

- 2017年10月1日 日曜日
有沢佳映『かさねちゃんにきいてみな』2013 講談社
小学校の集団登校班のおはなし。ほぼ登校中の子どもの会話だけで構成された本。私は読んでみて大変おもしろかったし好きな本になった、けどはたして児童書なのか、児童にとっておもしろいのか、ということはなぞ。YA向きかもしれない。リアルな会話のふんいきなので、説明ぜりふ的なものがほとんどない感じ。そういうのは児童書としてどう評価されてるのか、詳しい人に聞いてみたい。子どもの本に対して「大人が読んでも面白い」っていうのってべつにほめ言葉じゃないよなとおもうときがある。まあそういうのおいといて班長の6年生「かさねちゃん」がとても魅力的で惚れてしまう。考え方やふるまいなどお手本にしたいと思わせられる。

- 2017年10月1日 日曜日
ロロ『BGM』三重県文化会館小ホールで。祝福。たのしかった。音楽も美術も照明も衣装もすてきだった。

- 2017年10月2日 月曜日
劇団どくんご『愛より速く FINAL』を扇町公園で観た。テント芝居。多幸感。楽しかった。

- 2017年10月7日 土曜日
久々に会った知人に、2日で37800円の講座に勧誘された。パンフレットには「心理学を日常生活で活かす」「こころの生涯学習」とある。可能性、成長といった話をたっぷり聞く。語りっぷりはまあ笑えるし。断っても友達関係は変わらないからまた食事とか行こう的なことを言われたが、勧誘した時点で関係は変わると思う。

- 2017年10月12日 木曜日
山崎ナオコーラ『母ではなくて、親になる』河出書房新社
育児エッセイだが仕事の話が多くそれもおもしろい。
p.129 "このままでは、『人のセックスを笑うな』が私の代表作になってしまう。"
私がナオコーラをいいなと思うのは、
鋭い指摘とかオピニオンとかではなくて、正直さ。肯定。

- 2017年10月14日 土曜日
稽古。時間大丈夫かよという思いはあるけど、少しずつ発酵させていきたいと思いました。前はなかった なぞの自信が、勢いよく自分をベラベラ喋らせていて、やや おそろしいです。調子にのっている。まとめず言いくるめず、いちいち考えていきたいです。

- 2017年10月15日 日曜日
まだ何もないが、わたしには自信があるから観にきてほしい、と思ってしまう。多くの人からすれば「おまえ誰?」って話ではある。観たことないものを観にきてもらうためには、なにかどこかを少しでも、信じてもらえるような発信をしていきたい。

- 2017年10月18日 水曜日
稽古で笑いすぎてハイになっている。私が笑ってるからおもしろい、それを笑える私がたのしい、というような世界のとらえ方すらしているのでは?なんかやばいなと思った。冷静になったほうがいいな、と。たのしくて笑っているが、たのしいと思われようとしているところもあるかもしれない。水をさして、自分をしらけさせたほうがいい気がした。

- 2017年10月18日 水曜日
我にかえったところからまた我にかえるような、今が芝居かそうじゃないかがわからなくなるような曖昧な瞬間の面白さを好きと思っていたいなあと思った。言葉にすればありふれてるし、そればっかりをやれるかどうかはべつとしても。

- 2017年11月1日 水曜日
(1) 根拠なくてもいい、と思えること
(2) 根拠を言えるようにしておくこと
できるだけ両方とも抱えたい。どちらかだけではやれる気しない。おまえ言ってることが違うやん、と言われても通せばよいと思う。

- 2017年11月1日 水曜日
やるためにやってんのに不安不安とは、あほかと思う。自戒。

- 2017年11月3日 金曜日
「子供好き?」
「めっちゃ好き。早く自分の子ほしい」
「わかる」
「92cmになったら一緒にユニバ行きたい」
電車で耳にした会話がなんかよかった。何がよかったのかというと私の場合92cmが身長のことだとわかるまでに何秒かかかるけどパッとわかる人もいるんやろうなってところが。あとまだ妊娠もしてないのにもう92cmになったときのこと考えてるのがなんかいい

- 2017年11月3日 金曜日
イメージを形にする、というよりも、稽古場で立ち上がってくる芝居というものが今そこにあるから、まずはそれをはじめて観る観客として、はじめて観続けなければ、みたいなことを思った。不安やもやもやを飽和させていきたい。昇華じゃなくて。それはそれとして芝居したいなあ!と思った。

- 2017年11月3日 金曜日
界隈感をなるべく見せないように気をつけているのだろうなーと思われる団体や人はかっこいい。と思う。
見えたほうが良い場合もあるだろうけど、親しみとか。
自分はあまりまだ何も決めてない。

- 2017年11月4日 土曜日
私何してんねやろ、と思う瞬間が嫌いだったけど、ひとりでの旅行中にそう思うの全然悪くないかもしれない

- 2017年11月4日 土曜日
考えさせられてもしゃあない。おもしろくなかったら意味ない。

- 2017年11月6日 月曜日
「わざわざ人に嫌われるようなことしてもしょうがない。自分が損するだけ」みたいなことを、自分で自分に言ってる。意識もせず、セルフ老婆心というか、ほぼ呪い。
”わざわざ”じゃないし。
誰かに「ああ、ハイハイ」と呆れられたって、私は自分が何に抑圧されているのかをいちいち確かめたい。

- 2017年11月11日 土曜日
いくえみ綾の漫画『潔く柔く』が好きだった。今でもたまに いちえちゃんや亜衣ちゃん、百花のことを考えたり、彼女たちのモノローグを思い浮かべたりしている。

- 2017年11月12日 日曜日
佐藤多佳子『イグアナくんのおじゃまな毎日』偕成社
家族全員、口が悪くておもしろい。イグアナを嫌々飼うところがいい。生きものを飼うということはきれいごとではないし家族の中での押しつけ合いもあるあるだな?と思った。あとがきで上橋菜穂子も言ってるように、ウソがないところに好感がもてる。”キザでセンスが悪くてウソなんだもん”とか、”何かを大事にしすぎるのってきらい。バカみたいだし、めいわくなんだもん。”といった文章にときめいた。徹底してセンチにならない、からっとした姿勢はかっこいい。必要以上に深刻にならずに、生きものは人間の思った通りに動かないのだ、みたいなことを伝えようとしている作品だなあと感じた。あと、主人公がよくわからない日高クンに惹かれる理由がしっかり共感できる。イグアナ菌を食べてしまうところなんかは、イケメンだなと思ったし、少女漫画的カタルシスもあった。最後は胸のすく展開も。

- 2017年11月13日 月曜日
笑の内閣「名誉男性鈴子 娘編」たのしかった。トピック出してるだけやん、ってならないのは俳優がすばらしいからだなと思った。とくに主演が最高で、その達者さや何かに、観てて幸せな気持ちにもなった。当日パンフの挨拶文も事務所びらきからの前説もなんかいいなとおもった。あと、自分はドラマが好きで、演劇の中でそれを、ほしいと思っているんだなときづいた。

- 2017年11月14日 火曜日
きれいなお姉さんになりたいが、知り合いの中年女性の一人称が「ワシ」でそれがおもしろいから自分も早よそうなりたいって気もちもある。
あときれいなお姉さんになりたい的なこというと「なれよ」とか「なろうとしてないやん」って強めに言ってくる人いるけどべつにええやん なんやねんほっとけやって感じ。腰重いねん。まあ私も誰かにそう言われたらそう返すけど。

- 2017年11月15日 水曜日
山中恒ぼくがぼくであること岩波書店 2001
69年の児童文学。口調が古くせえ、と思いながら、楽しく読んだ。なんの説明もなく全学連とかの言葉が出てくる。女の子の風呂をのぞくことに対する認識とかいろいろなんか前時代的?と思ったけどそれもふくめてたのしむ。今でいう「毒親」の話だと思った。親vsこども、体制への反抗みたいなことが執拗に描かれてて、母親と手紙のことでたたかうところがヒリヒリとおもしろい。姉トシミが母親について冷静に語る言葉もいい。

- 2017年11月18日 土曜日
なんか今週しんどかったな。仕事、演劇、試験等。しんどいわりにやることやれてないから大大大失敗するかもな。もうしてるかも。他の誰のことももうどうでもいいから、今だけ私にだけ幸あれ的な気持ち。

- 2017年11月18日 土曜日
三俣婦人会「ゴン駄々吉 第一回生前葬」20時の回を観てきた。葬式っていうか地獄っていうか。参列者(観客)にも言いたいことあんぞ、という強い気持ちが猛った。死ぬ側だけ気持ちよくなりやがって。気持ちよくなかったらごめん。日替わりゲストのパフォーマンスが、客をいじってくるタイプだったけど、「おい、私をいじれ!!!言い返すから!!!」と思った。そんなことを思う自分が怖いし、私をいじっても、いいようになんてならないから、いじられなくてよかった。

- 2017年11月19日 日曜日
べろべろガンキュウ女「sayonara」
まんをじして くるりが鳴り始めた瞬間、ここでこれはどまんなかすぎるぜと思って笑けたが、心にせまってくるものがあった。他のみずみずしい俳優たちをさしおいて主宰の人の人間くささをもっとみていたいと思った作品だった。「世界観とかもういいってそういうの」という感じよくわかる。同じ季節の匂いをかぐことはできなくても、いろんな形で共感できそうなつくりになっていて親切だなと思った。そしてかわいい女の子男の子いっぱいで腹一杯。

- 2017年11月19日 日曜日
佐藤優の定義で「実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度」のことを反知性主義というのなら、まさに自分はそれっぽい

- 2017年11月20日 月曜日
佐々木マキ『へろへろおじさん』福音館書店
大好き。不運が重なりまくるおじさんの話。犬にひきずられるとか。最後はアイスを地面におとして泣く。おとながそれぐらいで泣くなよ、なんて言えない。そりゃ泣くわ、としみじみ思う。

- 2017年11月20日 月曜日
私は なぜ予約するのか。席がなくなるから予約しておくわけではない。席は余っていることが多い。安くなるから予約する。予約しておかなければ面倒になって行かなくなるから自分を縛るために予約する。縛るっていうと嫌々っぽいがそうではなくより良い過ごし方を希望して自分の時間を予約している。

- 2017年11月26日 日曜日
劇団走馬灯『贋作 自己再生』観た。怖かった。

- 2017年11月29日 水曜日
台本書いたほうが早いやん、と何回か思ったけど、書いたら絶対こんなこと言わない、といういい感じのやつが出てきたりするから面白いと思う。まあ「言えることしか言えない」的な問題もある。言えない俳優に課題があるんじゃなくて言おうとしてる台詞が適当じゃないんだと思って変えたりとか。

- 2017年11月30日 木曜日
都築響一 編『捨てられないTシャツ』筑摩書房
めちゃよかった。ただのTシャツカタログじゃない。いろんな人の人生読みほうだい。有名な人の話も入ってるけど名前は書いてないからそれがいい。これの影響で普段あまりバンドTシャツを買わないのに最近ライブ行ったとき買った。

- 2017年11月30日 木曜日
困ったり、意見が分かれたり、停滞したりしたところこそ面白くなるポイントだなと思う。それは本当にいつもそう。チャンスっていうか。いらついたときこそ。